大阪にある小さな商店街で、未来の新しい暮らしをつくり出すチャレンジを始動。
様々な人々の暮らしの小さなきっかけをつくり、
この場所から少しずつまちに広がりをつくり出す。
未来を思い描き、たくさんの人と人とを繋いでいく取り組みです。
「b」PROJECTとは?
大阪市都島区の蕪村通り商店街で、2018年5月にスタートした「蕪村通り商店街活性化プロジェクト」の愛称です。
「b」は蕪村通り商店街のイニシャルであり、はじまりを意味する「beginning」の「b」でもあります。
大阪市都島区は、実は江戸時代の俳句の巨匠与謝蕪村の生誕の地であるということをあまり知られていません。
その偉人の名を大東町の小さな商店街が引き継ぎ、現代に伝えています。
その小さな商店街は今、元気がありません。高齢化が進み、空き家・空き店舗という問題も抱えています。
かつては賑わいを見せていた商店街ですが、その半数以上が空き店舗という厳しい状況です。
しかし、その厳しい状況のなかでも、何とか元気を取り戻したいという未来に向けた眼差しを持ち続けています。
空き店舗を活用した小さなマーケットイベント「ぶそん市」から始まり、
新しいやってみたいを実現できる地域の拠点「チャレンジショップ arch」へと繋がる取り組みは、
この商店街に小さな変化を起こすためのきっかけとなるような試みです。
人と人が繋がり、日常の場としてもう一度始まるまちを思い描くトライアルです。
様々な人々の小さなきっかけをつくり、豊かな暮らしを自分たちの手でつくっていけるような
環境づくりと繋がりを広げていけるように取り組んでいきたいと思います。